さて、問題はアンテナだ。。

還暦祝い?でアマチュア無線の再開に向けていろいろ情報収集しているのだが、無線機の方はいろいろ憧れや夢があって、考えるのは非常に楽しい。

しかし、再開にあたってのアンテナの問題は現実的な問題が多く、頭を悩ませる。
まぁ、いろいろ悩むのも楽しいのだけどね。

どのバンドに出るか?

まず、40年程前に出ていた50MHz帯は自分にとっては絶対に出たいバンド。その頃と今は全然違う雰囲気なんだろうけど、IC−502Aで波を出したい思いが非常に強いので、自分的にここはマスト。

次に144MHz/430MHz帯。
実は60歳になってやりたい事の中に、車で全国あちこちに行ってキャンプしたり、登山したり、神社仏閣巡りをしたい、というのがあるので、それらと一緒に無線の移動運用をしたいと思っている。
昔に比べると、地方においてはU/VHF帯はかなり寂しい状況らしいけど、自宅からもこのバンドに出れるようにしておきたい。

最後にHF
再開にあたって、HFに出たい。それもCWをやりたい、という思いがかなり強い。
過去に50MHz帯しか出ておらず、HFのアンテナを扱った事がないので、いろんな意味でどういうアンテナをどう使うか?のイメージが沸かずに、今一生懸命情報収集中。
一つだけ、確実に言えるのはデッカい八木アンテナをローテーターでグリグリ回す程、大規模に運用するイメージは全く持っていない。

要するに、今はいろんなバンドで、いろんな無線の楽しみ方をしてみたい、という状態なので、手軽により多くのバンドに出れる最低限のアンテナを、まずは建てたいな、って思いで候補を絞っていった。

HF帯だけでなく、50M/144M/430Mまで欲張りに一本で使えるアンテナ、と言えば欲張り過ぎかもしれない。
まずはマルチバンド用のアンテナを一本建てておいて、その後に、自分でいろいろV型ダイポールを作ってみたり、バンド毎のアンテナを揃えて行こうと思う。

とりあえず、コメットのUHV-9を使ってみる事にした。


いずれ、別のアンテナを自作したり、もっとゲインの高いアンテナを上げたくなったら、その時はこのUHV-9は移動用に使おうと思う。

どうやってアンテナ建てる?

次に、アンテナをどこに、どうやって建てるか問題。

自宅は木造2階建の一戸建て。アンテナを建てる事については自由にできる。
しかし、家自体がちょっと凝ったデザインになっていて、屋根へのアクセスが非常に難しい。

そこで、休日に、長い梯子を使ってかなり怖い思いをしながら屋根に登ってみたが、そこにはアンテナを付けるポール等は一切なく、さらにアンテナポールを固定するためのステーを張る際のアンカーになりそうな場所もない。

どうしたものか・・・

せっかく怖い思いをして屋根に登ったので、いろんな方向から写真を撮り、自宅をデザインしてくれた建築家にアンテナ設置の相談をし、アドバイスをもらった。

あまり頭が重くないアンテナをポールの先に設置して、そのポール自体は屋根の一部に張り出し金具で固定して支える形で設置する事にした。
ポールにステーを張るか?については、必要そうならステーを張る事にして、アンカーの場所も決めておく事にした。

アンテナ設置のイメージは固まってきた。

さて、どうやって宅内に同軸を引き込もうか?

屋根へのアンテナ設置イメージは出来上がったけど、さて、同軸をどう宅内に引込もう?

実は自宅の壁には3つの防雨入線カバーが付いていて、2つはそれぞれ電気と電話で使われているが、もう1つはアンテナ線の引き込み用に先行配線でケーブルが入っており、それは使われずにぶら下がっている。


自宅のインターネット環境を「ドコモ光」による光回線にした結果、テレビの配信もそちらから引くことができたので、テレビ用のアンテナ設置及びケーブル敷設が不要になり、このケーブルが使われる事なく、こんな状態になっている。

ここを無線のアンテナからの同軸引込み口にするのは確定として、問題は、あの高い位置にどうやってアプローチするか?である。
また、先行配線の同軸を使うとしたら、ぶら下がっているケーブルを屋根に回すには短すぎて、コネクタを付ける作業をする事がとても難しい。

ゆくゆくはHF/50Mz帯と144M/430Mz帯の2つのアンテナを建てたい、ということを考えると、屋根から複数本の同軸を家の中まで引き込んでおきたい。

多分、外壁の防雨入線カバーの所から新しい2本の同軸を入れて、宅内側に出してあげて、両端にコネクターを付けるやり方がいいのだろうけど、何せ、この引込み口の場所のアクセスが難しい。
屋根へのアクセスは敷地内に梯子を置いて可能ではあるが、引き込み口のある外壁と、隣家との距離がなく、梯子を掛ける場所がないのである。

同軸の引き込みについては、もうちょっと考える必要がある。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次