「そう言えば、局免っていつ切れるんだろう?」
、、っと確認したら、期限切れて既に1年以上経っていたのが分かったのが2025年の2月。
思い起こせば、従免とったのがかれこれ45年以上前、1980年代の中学生の時。
局免取ってJM1で始まるコールサインを手に入れ、当時盛り上がってた6mの無線機で、夜な夜な無線をやっていた。
「いつかはHFの無線機を買ってCWで海外と交信したいな」と思いつつ、次第に無線機を触る時間は減っていき、結局、局免の更新を忘れてコールサインは失効させてしまう。
社会人になり、車にも乗るようになった多分1990年代初頭、「無線やりたいな、やっぱりHF出たいな」と思い出し、新規開局手続きをして局免を取り直すも、7Lから始る新しいコールサインに馴染めず、結局は一度も波を出すことなく、再度局免を失効させる。
「なんか、昔のコールで開局できるらしい」と知ったのが1990年代終わりの頃。
制度を調べ、かつての自分のコールがまだ空いている事を知り、申請を行い思い入れのある当初のJM1コールを再度手にすることになる。
しかし、「いつかはHFの無線機買ってCWで海外と交信したいな」という思いはあるものの、慌ただしく忙しい社会人。波を出すことなく、局免失効と旧コール開局申請を繰り返しているうちに、自分ももう定年の歳になっていた。
携帯電話も普及している今、なんで今更アマチュア無線なんだ?
、、って声がほとんどなのは当然の事。
でもね、液晶に映ったデジタル数字じゃなくて、ダイアルくるくる回して目盛読んで、ノイズの中に「あ、なんか聞こえる」なんてワクワクするあの感じ、「交信できるかな?」ってドキドキするあの感じ、好きなんだ。
60歳になる今年、もう一回戻ってみよう。
「いつかはHFの無線機買ってCSで海外と交信したいな」
やりたかった事、やっていい歳になったと思うから。
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