総務省の「電波利用電子申請システム」からの開局申請から、その後の免許状発行と受け取りの実際にやってみた感想は、
・旧コールサインを証明する添付資料が必要なかった!
・こんなにすぐに免許状が発行されるんだ!
ここら辺についてまとめておきます。
「電波利用電子申請システム」からの申請
Step.1 事前準備


新規開局にあたり、事前準備を求められるのは無線従事者免許証、あと無線機の技適番号の2つ。
実は、最初から「あれ?旧コールサインを証明する書類もいるんだよね?」と思いながら,「申請を開始する」に進んで行く。
技適番号については、唯一手元にある無線機である、YAESU(STANDARD)のVX-7の本体裏面に技適番号が書いてあるからそれを使う。
Step.2 開始 ~ Step.3 申請書
もう、画面の指示通り、サクサク埋めていく。
途中で、「希望する免許の有効期間(え、自分で指定できるんだ。。)」とか、「電波利用料の前納の申し出(普通前納じゃ無いのか??)」とか、思いながらも申請を進めていく。
実はこの後、ステップ毎に「入力内容を保存する」ボタンが画面に出てくるのだが、その都度今入力した内容のチェックをしてくれる。
ある意味、すごくユーザ寄りの優しい申請システムになっているのだけど、、ちょっとやりすぎじゃないかな?とも思ったのも正直なところ。。
Step.4 事項書及び工事設計書
最初に「ライトユーザか?」を聞かれる。ライトユーザとは①空中電力50W以下②移動するアマチュア局との事なので、各種の提出書類のチェックなんだろう。。
サクサク入力していくと、出てきました。

ここで旧コールサインを入れるのね。。
ただ、「5年以上前の識別信号(呼出符号)を希望する場合は、旧コールサイン証明書類の提出が必要です。」と書いてある。。
自分の場合は、前回免許状が失効した2023年7月まではコールサインがあった訳なので、「5年以上前」には該当しないはず、、でもJARLのサイトには「前のコールサインを証明する書類(前の免許状の写し等)が必要」と書いてあった。。
必要なら、あとからチェックされるだろうから、先に進める。

次は、工事設計書。無線機の申請。
自分の場合は、vx-7が一台だけ。技適シールも貼ってあるので、それを入力。
ちなみに、「技適番号等チェック」をクリックしたら、「技適番号が見つかりました」とでてきて、「OK」っぽい。
Step.5 申請手数料及び免許状等の選択

免許状の受け取りは「窓口受取」を選択。
実は、会社帰りに九段下にある千代田図書館に寄る事が多くて、同じビルに関東通信総合局が入っている事を前回の免許状受け取りをした時に知っている。
郵送よりも確実に、すぐに受け取れる。
ちなみに、「窓口」というよりも、普通のオフィスビルの仕事場所で渡してもらう感じです。。
無線機1台の開局の手数料が2,900円。
随分と安くなったなぁ。。ありがたいです。
Step.6 確認 ~ Step.7 申請完了
結局、「旧コールサインを証明する書類」の添付については、一切のチェックがないまま、申請が完了してしまった。
もしも必要なら、申請後の様式チェックで書類不備で添付指示が来るのだろうから、とりあえず申請は完了。
それにしても、前回は相当苦労しながら旧コールサインでの開局申請をした記憶があるのだけど、今回はあまりにすんなりと申請ができてしまい、ちょっと拍子抜け、というか、感動。。。
「書類不備で差し戻し」になりませんように・・・
申請その後
申請完了後のステータス

申請完了したのが、2025/3/14。
その後、申請ステータスは「審査中」になり、2025/3/17には「手数料納付待ち」になり、納付依頼のメールが届きました。
翌2025/3/18にメール内容に沿って、ペイジーでサクッと手数料を納付したら、すぐに「審査中」にステータスが変わり、2025/3/21には「審査終了」のステータスに。
なんと、開局申請後1週間で免許状が発行された。。
やるじゃん、総務省。
免許状の受け取り

さっそく、会社の帰り道、九段下の関東通信総合局に寄って新しい免許状を手渡しで受け取る。
無事に復活したコールサインは「JM1MCN」。
新しい表記方法になったため、「備考欄」が寂しいな・・
久々に波をだそう!
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